初めまして。
僕が農業を目指したきっかけや目指す農業の道を、なるべく短くご紹介します。
きっかけは、ひょんな事でした。
現在35歳になった僕は、3児のパパ。
若い頃に比べ、さらに健康にも気を使うようになり、お酒はワインと決めたのです、そしてワインの事を少し調べてみようと思ったのがきっかけでした。
根っからの起業家である僕は、ワイナリーというものの存在に強く興味を持ちました。
愛媛には2つしかないことを知ると同時に、ワインに必要な葡萄作りという観点で農業の知識にほんのすこしだけ触れました。
「農業離れしている若者でも、ワインのための葡萄作りなら参加してくれる」と言った記述から、農業ってそんなものなんだな、若者には人気がないんだなって、思いました。
同時に、耕作放棄地を活用して葡萄作りを行っているという情報にも興味を惹かれました。
若者の農業離れ、耕作放棄地の問題、どちらもなんとくは知っていても軽く読み飛ばす程度の内容でした。
もくじ
ワイナリーの建設を目指す
どこか謳歌的なイメージのワイナリー、愛媛には2つしかないところからもビジネスの着眼点としては良いのではないか!例えば、道後ワインなどと冠したブランドのワインはどうかなどと考えながら。ワイナリーの建設も考えていっていたのです。
ともあれ、まずは葡萄作りの環境を整えねばならないのかなと考え、愛媛県の耕作放棄地の情報を調べ、実際に見に行ってみました。
この頃は、農地は農民でなければ買えないことなども知らない無謀な行動でしたが、何事も行動無くしては夢には近づきませんので、良い経験です。
ところで現在は、ワイナリーの建設というのは、いくつかある選択肢の中の一つとなっています。
どういった経緯で、現在農業日誌を初めたかを知るには、もう少し読み進めてください。
ベンチャー型事業承継のセミナーに参加する
農業とは直結しないので、簡潔にお話しますと、全三回で一日四時間程の講義です。ディスカッションで、実際に自身の考えるビジネスを発表する場もあります。
そこで僕は、ちょうどワイナリーの建設を調べておりましたので、ワイナリーの建設をテーマにしたかったのですが、四人の班での発表なので耕作放棄地を利用した農業というテーマにしました。
その時のお話も割愛致しますが、近年良く話題に登る事業承継というのは、農業の世界にも直結しているのだなという思いは段々と強まってきております。
講師の方の著書に書かれている後継者と、農業で成功した人たち、脱サラ農起業や一度は企業に勤めた後に後継者として継いだ方たちのお話は、まるで一致します。
ともあれ、この講義で農業ビジネスを発表したことから、僕の農起業への関心は高まり現実的に考えるようになりました。
愛媛事業承継ネットワーク事務局に面談に行く
そして、上記の講義の母体である、事業承継ネットワーク事務局に個別面談の申し込みをしていたのです。
ただ、僕は事業承継ではなくて、異業種からの参入になるので、事業承継という観点では畑違いでした。けれど、その場合は、農林水産省に相談に行くのが良い事や、農地を見つけるには直接所有者となんらかの繋がりがなければいけないという事などを教えてもらいました。
また、六次産業化の時にはまた相談に乗って頂けるということ、当事業所には関係はないけど、何か良い情報があれば教えてくださると仰ってくださった。
企業を目指す時には、様々な分野の方とあらゆる繋がりはあればあるほど良い。そういった意味でもとても収穫のある面談でした。
愛媛県庁内農林水産部を訪れる
農林水産省というのは、愛媛県では宮田町にあるらしいのはその時は知らなくて、県庁にある農林水産部というのが該当の場所だと思っていた。
でも、実は僕はその後の調べで、いきなり農林水産省を訪ねていくのでなくて、農業の学校に通ってみると良いという知識を仕入れていたのだ、そこで愛媛県立農業大学校の研修ページを見ていて、こちらの農林水産部にたどり着きました。
電話のアポも無しに飛び込んだわけですが、職員の方は快く受け入れてくださりました。
そこでのお話も割愛いたしますが「レモンが良いですよ」と職員の方が教えてくださった。
それと、農業は簡単な気持ちで参入するものではないなど、パンフレットに書かれているのも確認し、農起業は難しいかもしれないとの思いも持ちました。
ともあれ、そこで、農業大学校はまた別の団体なので直接お申込みに行くと良いですよ!と教えてくださった。
農業大学校を訪問する
下伊台の山の上にある農業大学校。
レトロの感じの時間が流れる素敵な場所、私は講義を受講したい旨を伝え、その場で申し込み用紙に記入し、提出しました。
人気も高く、倍率も高いので、書類選考になります。との事でしたので、あとは待つだけです。
4月の下旬頃に結果の通知書が届き、無事、入校を認めますという内容であった。
この通知書が届くまでの間にも、農業についての知識を様々仕入れていた、それらの内容はビジネスブログの方にも記載してあります。
僕が目指す、農業の道
周囲の方に「農業を始めようと思う」と言うと、多くの方が「しんどいよ」「そんなに簡単な事じゃないよ」と言います。
事実、こんなアンケート結果が出ています
20代の若者1429人が答えたアンケート
肉体的に楽だと思う=4%
収入が高いと思う=21%
華やかである=5%
異性に好かれる=6%
という結果が出ています。
これを直訳すると、しんどく地味で異性にもてなくて、収入も高くない・・・
踏んだり蹴ったりですね。
僕が、「農業を始めようと思っている」という事を、実際に若者に話してみたときも、そういったイメージを持っていると感じました。
ビジネステイクな事は、当ブログには書きません。
ただ簡単に僕は、「カッコいい、儲かる、時間に余裕が持てる!」そんな農業を模索したいのです。
そんな事を言いますと、大先輩の農家の方々には怒られるかもしれません。でも、僕は挑戦したいのです。
家庭菜園を本格始動させる
若い頃から、植物を育てるのは好きでした。水耕栽培も好きで、トマトなどを毎年作っています。
朝、お庭の畑で採れた作物を朝食に並べる。
その至福は、分かる人には分かりますよね?
そんな家庭菜園を、もっと本格的に今年は始めました。
一般的な畝を作った露地栽培の他、水耕栽培のイチゴ、レモン(ピンクレモネード)、メロンの鉢植え水耕栽培、カシスの水耕栽培などを育てています。
なにより、農業に参入するのであれば、きちんと農作物を作れる人でなければなりませんからね。
そして、その情報を記録として残していくために、当サイト「農業日誌」は開始しました。
皆様、よろしくおねがいします。
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記事をご覧いただきありがとうございます。
毎日の植物のお世話はしておりますが、記事の更新やSNSの更新はなかなか追いつきません。
ご覧になった植物のその後の様子は、インスタグラムに投稿しているものがリアルタイムに近いですが、それでも全ての品種は紹介できていませんので、気になる物はお気軽にお問い合わせ下さい。