お酒のリキュールでよく聞く「カシス」。あまり馴染みがない植物で、育て方もあまり出回っていない。
2019年4月30日よりカシスの水耕栽培に挑戦する。
もくじ
カシスの定植に用意するもの
苗木
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まずは、カシスの苗木、ねこみかんは御用達の苗木屋さんで購入していたが、楽天でも購入できる。
鉢
鉢植えポッドは、近所のホームセンターで購入。
鉢底に水を注いで給水するタイプになっている。
1000円くらいしてちょっと高かったけど、ずっと使うものだし、お家のお庭のインテリアになるから、奮発しました。
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楽天でも購入出来るようですね!!
鉢の大きさは10号にしました。特に理由はありませんが、統一感を持たせたいことと、大きすぎないことを考えて10号に統一していきます。
土(支えようの)
水耕栽培、といってもさすがにカシスの気を支えるのはスポンジではいけませんから、バーミキュライトを用意しました。他にも、パームピートやピートモス、砂などでも代用できます。
バーミキュライトは、土の中に養分が含まれているため、水耕栽培ではないという意見もありますが、初期の養分はありますが、栽培にあたっては溶液の養分のみで育てていきますので、バーミキュライトは支えとして当サイトでは使用していきます。
水切りフィルター
鉢底石みたいなものですね、給水するためには鉢底石が無いほうが良く、そして鉢には穴が空いていないといけませんから、そこから土が漏れていかないためのものです。
こちらは100円均一で購入しました。
百均グッズの、換気扇フィルターなども使い勝手がよく、色々試してみましたが、継ぎ接ぎで見えるとかっこ悪いですが、この水切りフィルターが圧倒的にコスパが良いですね!
さすがに100円均一のコスパには敵わないかと思っておりましたが、アマゾンで、500枚入りで300円ほどで買うことも出来るようです。
必要な物はざっとこれだけです、では、定植に進んでいきましょう!
カシスの苗木の定植
①苗木の確認
お引越し前の苗木の状態を確認しましょう。
どれくらい幹が土から出ているかなどなど。
②苗木をポッドから出す!
土にもよりますが、粘土のような土の場合は土を振り落とすのに苦労しますが、今回は引き抜いたたすぐにパラパラと土が落ちていき、このようにラピュタ状態になりました。
土が落ちにくい場合は、思い切ってホースのジェットモードを根っこに当てましょう。案外茎は傷つかずに土だけ飛んでいきます。
③鉢に入れてみます
ここまで大きな苗(?)になると、土を入れてから植えるのは無理なので予め土がない状態で鉢に入れてみます。
④フィルターを敷き詰め、バーミキュライトを入れていきます。
フィルターがめくれないように、少しづつ入れていきます。バーミキュライトは最初は非常に乾燥してこぼれたり、飛んでいったりするので、鉢に入れたほうの土に水をかけておけば、湿って飛んでいかないです。
⑤植え付け
途中で、また苗木を置いてみたりしながら、いい具合になったらザーッとバーミキュライトを入れていきます。一応、竹をさして支柱も立てておきました。
この状態なら、傾いていても動くので、調整します!
水やり
この穴から、水を注いでいきます!最初はすぐにバーミキュライトが吸い取っていくのでけっこう入っていきます!5リットル位はいりました。
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溶液は大塚ハウス1号、2号、5号を配合したものを使いました。
植え付けの時期は遅くないの?
多くの鉢植えの植え替えは、2~3月が適していると言われています。なぜ、ねこみかんのカシスはこの時期(2019年4月30日)かというと、ただただ、他の作物の相手をしていて遅くなっただけです。
当サイトは、情報の少ないカシスの水耕栽培に一から挑戦していっています。現時点では、成果を保証できるものではありません。一年後にどうなっているか楽しみですね。
その後のカシス
2019年9月6日
この年は、梅雨入が非常に遅く7月頃に雨が降り続き、残暑も厳しく植物にとって厳しい年でした。カシスの鉢植えは、夏場の成長期は濃い目の溶液(別記事でまとめます)で育てました。
落葉果樹になるのですが、9月の上旬に新芽(?)が出てきました。おそらく来年はこの枝に実がなると思うのですが、元々ある枝は付かないはずです。
現在は2019年10月8日、厳しい気候からか、9割型落葉してしまったあと、新たな葉が育っております。鉢植えの場合は、古い枝はすべて切り戻してもいいのですが、いかに育てるかまた更新していきます。
記事をご覧いただきありがとうございます。
毎日の植物のお世話はしておりますが、記事の更新やSNSの更新はなかなか追いつきません。
ご覧になった植物のその後の様子は、インスタグラムに投稿しているものがリアルタイムに近いですが、それでも全ての品種は紹介できていませんので、気になる物はお気軽にお問い合わせ下さい。