前回の記事で、【ヒメイワダレソウ】と【芝生】の比較をしました。
今回は、イワダレソウの品種、【ヒメイワダレソウ(リッピア、リピア)】と【クラピアの比較】
そして、【クラピア】の品種【S1、S2、K5、K7】の比較をしオススメを探していきます。
もくじ
【ヒメイワダレソウ】とは?(前回の記事と同じ)
【ヒメイワダレソウ】はリッピアやリピアとも呼ばれ、東南アジア、南米原産の外来種です。
ホームセンターにも売っているので、皆さまが一般的に買うことが出来て、安価で出回っている【ヒメイワダレソウ】と呼ばれているのものがこちらの品種です。
イワダレソウとは!?
日本に元々分布するのが、クマツヅラ科イワダレソウ属の イワダレソウ(Phyla nodiflora)です、背丈も高く、お花もあまり可愛くない(!?)ので、観賞用に育てる人は居ないので、一般的には利用されていません。
クラピアとは!?
雑草研究の第一人者で、除草剤の研究者でもあった倉持仁志氏が雑草大国日本における救世種として発見し、改良したのが【クラピア】です。
【クラモチ】という姓と【リッピア】を掛け合わせて【クラピア】としたわけですね。
ほぼ全ての面に置いて【ヒメイワダレソウ】より優れた品種で、現在「S1」「S2」「K5」「K7」という品種が開発されています。
唯一にして最大のネックが値段が高い・・・と言う事です。だいたい5倍くらいの値段がします。
しかし、そのコストを余るほどのメリットは【クラピア】にはあります。
次は【ヒメイワダレソウ】と【クラピア】の比較、クラピアの品種「S1」「S2」「K5」「K7」の違いは!?と言う事を詳しく記事にしていきますので、完成次第リンクを付けます。
よろしくお願いします。
日本の原種の【イワダレソウ】は、家庭菜園向きでは無いことが分かりますね。
家庭菜園用の植物としては、グランドカバーとして一般的に出回り、ホームセンターでも買える【ヒメイワダレソウ(リッピア・リピア)】か、イワダレソウのハイブリッド種で、ネット通販でしか買えない【クリピア】の二択になることが分かります。
リッピア(リピア)よりクラピアを選ぶ訳!?(ここからオリジナル記事です)
【クラピア】は雑草研究、防草対策研究者の倉持先生が研究開発した品種なので、やはり多くの点でグランドカバーとして適した性質を持っています。【リッピア】との比較しながら考察していきます。
クラピアが優れている点・メリット
- 密に生えるので防草効果が更に高い
- 背が低いのでよりグランドカバーに向いている
- 種が無い
- 花が少ないので、咲き終わった後の花がらが目立たない
クラピアの難点・デメリット
- 価格が高く、ネット通販でしか買えないので、更に送料がかかる
比較してまとめると
グランドカバーとしては、圧倒的に【クラピア】が優れています。唯一にして最大のネックが値段ですね。しかし、繁殖力が高いので、時間をかけて育てていく事を考えれば、単価の高さはカバー出来るとも言えますね。
しかし、繁殖力の高さは諸刃の剣ですね、ミントなども繁殖力の高さから欧州などでは生態系を守るために規制もされていますね、ヒメイワダレソウも同じく規制されるほどの繁殖力を持ちます。
ヒメイワダレソウもクリピアも繁殖力は強いのですが、クラピアの方がコンパクトな草姿なので気にならないと言う声も多いです。
何よりも一番注目は、クラピアは種が無いという点です。これが、僕がクリピアを推す最大の理由です。
種が無いとどうしていいの?
種が無い【クラピア】は、植え付けた区画の土壌でのみ繁殖していきます、根っこで広がるので区切りがあればそこで止まりますので、計画的に繁殖させることが出来ます。
除去したい場合も見えている草を抜いていけばそれで終わりです。
対して種がある【ヒメイワダレソウ】はどうかと言いますと、種があるので例えばコンクリートで敷地が区切られていても乗り越えて繁殖していきます。家庭菜園用の畑などにも侵食していきますし、お隣さんのお庭に飛んでいく事もありますね、そして、除去しても種が残っているので困難です。
その点からも管理のしやすさという点で、【クラピア】に加点が入ります。
繁殖は気をつけてくださいね
種苗法で、営利目的での繁殖や、人に譲渡することは禁止されています。
漫画の無断転載サイトと同じ問題で、ルール違反は作者の利益を損ないます。
植物でも、消費者が正規のルートを選択しなければ、生産者の利益を損ない引いては研究費用にも響き、意欲も損ない、良い研究者が育たなければ、最終的には僕たち消費者が困ることになります。
無償で人に譲渡することはグレイゾーン(と言うより取締りようがない・・・)ですが、やはり開発者の気持ちを思うのであれば、苗の購入を勧めましょう。
オークションサイトなどでの出品は、違反な商品の可能性が高いので、本来生産者、開発者に渡るべき利益が、他の個人にいくことになりますので、利用しないようにしましょう。
クラピアの品種の比較
では、グランドカバーとしては【クラピア】が良いのではないかと言う結論に達しましたので、次にクラピアの品種を考察していきます。
クラピアには、主に4種類の品種があります。
- S1(在来種の品種改良種)
- S2(ヒメイワダレソウとの交配種)
- K5(ヒメイワダレソウとの交配種)
- K7(S1の改良品種)
なので、K種のご紹介をして、参考までにS種の紹介をしていきます。

K7(クラピアの最新品種)
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特徴
- 耐病性が一番高い
- 花が少ない
- 花柄が短い
- 白い花色
以上の様な特性を備えています、グランドカバーとしての能力を高めた品種なので、育てやすく、花がひょろっと伸びることもなく、花が少ないのでミツバチも少なく枯れた花柄が汚いという事もありません。
芝生との比較で
ヒメイワダレソウ「花が多い=ミツバチが来る」
芝生「花が咲かない=ミツバチが来ない」
と言う選択肢を紹介しましたが、花が咲くというデメリットを減らした最新品種となります。
とは言いましても「花が咲く」と言うのは、メリットでもデメリットでもあるので悩ましいところですね。
以前なら、花を楽しみたい人は【S1、S2】を選ぶことも出来ましたが、現在では販売終了していますので、【K7】に比べると花が多い【K5】を選ぶことになります。
とは言いましても、実際に植えてみて広範囲を管理することを考えれば、花の管理も楽な【K7】が無難かもしれません。
値段は【K7】も【K5】も同じです。
K5(S1とリッピアの交配種)
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特徴
- 耐寒性、耐病性はS種より高い
- K7に比べると花が多い
- 花柄は約5.5㌢で約2㌢のK7より長い
- 花は薄いピンク
以上の特徴で、K7の方が優れているとされている耐寒性や耐病性はどちらも強いので、普通の育てれば選択肢としてはどちらでも良いと思います。公共事業などで最初に植栽されるようで、人の手が入りにくく過酷な環境下では少しでも強いK7が選択されるのかもしれません。
花柄に関しては、短く少ないほうが管理はしやすいと思いますが、花の色や、花がコロンと伸びている方が良いかなど、好みで選ぶと良いでしょう。
イワダレソウの花の色は白やピンクとされています。
原種のイワダレソウは白色なので、その発展種の【S1】と【K7】は白い花
ピンク色の花の【ヒメイワダレソウ】と交配している【S2】と【K5】はピンクが混ざっています。
S1(日本原種のイワダレソウのハイブリット種)
日本原種のイワダレソウの改良品種なので、白いお花で花数も多いですが、現在では入手できないので、お花を楽しみたい人には残念ですね。
S2(イワダレソウとヒメイワダレソウの交配種)
グランドカバーとして利用しやすい様に開発された品種で、白花とピンク花が混ざっているので薄ピンクの花が咲きます。S1かS2か、お花の好みで選びたいところですが、こちらも販売終了しています。
2021年クラピアの最新品種【K3】販売開始!!
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クラピアは【K5】→【K7】→【K9】という順番で開発されましたが、【K9】は幻の品種となり、最新品種【K3】が2021年4月に販売開始されました!!
特徴は以下の通り
- 花の数が多い(S系よりは少なく、K5K7より多い)
- 花の色はピンク
- 背丈が高め
- 葉っぱが丸い
- 耐病性はK7クラス
- 成長スピードがゆっくり
僕が思うに、家庭菜園で花を楽しみたい人にとっては【K7】は物足りない感じがしていました、花が多い特徴は嬉しいですね!!
また、葉っぱが丸いという変わった特性もあり、ますます家庭菜園で楽しめる品種です。
そして、成長スピードがゆっくりと言うのも、暴れん坊で困る【イワダレソウ】の中では家庭菜園向きと言えますね。
参考サイト
植えてはいけない?芝生に変わるグラウンドカバー「クラピア」と「ヒメイワダレソウ」比較!違いと育て方
新品種クラピアK7の特長は4つ|K5・S1・S2との比較を大公開
グランドカバー・クラピア★初心者でもOKな育て方・増やし方・観察記
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【2020年最新】クラピアK7とK5はどちらを買うべき?ネットの口コミまとめ
◆リピア(ヒメイワダレソウ)のじゅうたん【 リピアとクラピアの違い 】 (1)
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記事をご覧いただきありがとうございます。
毎日の植物のお世話はしておりますが、記事の更新やSNSの更新はなかなか追いつきません。
ご覧になった植物のその後の様子は、インスタグラムに投稿しているものがリアルタイムに近いですが、それでも全ての品種は紹介できていませんので、気になる物はお気軽にお問い合わせ下さい。